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社員紹介 Person

建築 建築

建築部門

設計者の思いが、
すみずみに行き届いた
理想の工場を追求したい。
山花 泰三
建築本部 建築2部
2009年入社
理工学部 建築学専攻 出身

設計業務は、
図面を描くことだけに留まらない。

医薬品工場の設計業務は、工場内のレイアウトを大まかに決めることから始まります。これは真っ白な空間を「生産エリア」「物流エリア」「執務エリア」などに区切りながら、人と物がスムーズに行き来できる配置を探っていく作業。工場の生産性を左右する重要なプロセスです。気密性が求められる部屋には、どんな扉が必要か。薬品を取り扱う部屋には、どんな床材を使うべきか。それぞれのエリアで求められる機能に見合った内装や建具の選定も同時並行します。

この段階で、建築基準法や消防法をはじめとした各種法規への適合性も確認します。医薬品工場という特殊な建築物を手がけるとなると、法律に則っているかの判断が難しいことが多々あります。そういった場合は関係省庁まで足を運び、直接確認します。

これらの作業を経て取りかかるのが詳細設計です。これは施工者への指示内容となる図面を描く作業。壁の厚さ、扉の取り付け位置のほか、あらゆる詳細情報を記載します。ちなみに「設計職」というと、ひとり黙々と図面を描いているイメージがあるかもしれませんが、それは私たちの業務の一部に過ぎません。お客さまが求める工場の全体像を描くこと。それにまつわるスペックを詰めていくこと。これが設計業務の本質です。

建築 建築

みんなの知恵の掛け算で、
顧客の期待値を超えていく。

お客さまの立場に立って考えることは、いつも私が心がけていることです。これは長期的な視点を持って設計することともいえます。私たちは工場の完成までの数年でプロジェクトから離れますが、お客さまと工場との付き合いは数十年にも及びます。そのため、たとえば短期的には良くても長期的な使用には耐えない安価な建築資材は、お客さまのためにも採用できません。私たちの手を離れた後に不具合が起きないよう、お客さまの立場に立って品質を担保することは基本中の基本です。

お客さまの期待値を上回ることも、心がけていることのひとつです。これは私だけの話ではありません。予算や工期、立地などにはさまざまな制約があるものの、各担当者が最高の出来の工場にするべく意気込むのが私たちの常識です。施工現場の職人さんたちも図面以上のものにしようと、私たち設計サイドが想像し得ない知恵を出してくれます。期待値を上回るには、やはり多くの人の知恵と経験との掛け合わせが必要不可欠です。こういったプロセスを経ることで、モニター上の画像に過ぎなかった設計図がリアルな工場に化けていく。その様子を目の当たりにすると、毎度のことながらワクワクします。

ある一日のスケジュール

8:00
出社~部内ミーティング
部内で同僚が携わる仕事、そこでの課題などを互いに報告。必要に応じて協力を仰ぎます。
10:00
図面の作成
CADソフトを手に詳細設計を進めます。施工に必要な情報を、丁寧に盛り込んでいきます。
11:30
昼休み
14:00
図面の作成
プロジェクトメンバーの意見を図面に反映。すばやく柔軟に対応できるのが千代田テクノエースの強みです。
16:00
全部門での打ち合わせ
プロジェクトに携わる全部門での打ち合わせ。20人以上が集って課題への解決策を講じます。
18:00
帰宅
ある一日のスケジュール

施工にも精通することで、
設計のクオリティを高めたい。

設計した建物が形になっていく様子を、リアルタイムで見ることができる。これは担当者として設計と施工の両方を手がける千代田テクノエースならではの醍醐味です。「設計」だけの設計事務所や、「設計」と「施工」で部隊が分かれているゼネコンだと、そうはいきません。その両方を目にして養われるのは「施工の視点から設計を考える力」です。ともすると、設計者は施工の都合を考えず、理想の設計に走りがちです。その結果、施工の都合が考慮されていない設計図を手にした施工側は、その場しのぎで帳尻を合わせてしまいかねません。それでは良いものは作れませんよね。そういった事態を防ぐためにも、設計時にも施工の視点は欠かせません。だからこそ、千代田テクノエースでは設計と施工の連携を重視しています。設計と施工とが、お互いの声に耳を傾け合うからこそ、当初の設計思想が最後まで息づいた工場を形にできるのです。

とはいっても、設計から施工までの流れをきちんと把握するには、膨大な知識が必要です。工場が変われば必要な設備も変わる上に、規模や立地によって規制内容も変わります。そのため、プロジェクトは毎回、勉強の連続です。入社して8年が経っても学ぶことは尽きません。けれど、それでも大丈夫。ピンチのときには、経験豊富な先輩方がいつも支えてくださいます。これからも、さまざまなチャレンジを積み重ね、いつか大きな責任を担うプロジェクトマネージャーになりたい。これが現在の私の夢です。

生産設備 生産設備

生産設備部門

さながらオーケストラの指揮者。
たくさんの人を率いながら、
ものづくりをリードする仕事です。
重金 佳彦
生産設備本部 生産設備2部
2011年入社
大学院 工学研究科 応用理化学系専攻 出身

薬のレシピから、大量生産される
薬品を生み出すために。

お客さまが研究開発した薬を大量生産するには、専用の「生産設備」が必要となります。その設計と施工を担うのが私たちの仕事です。ここでの最初のステップは、お客さまから「薬のレシピ」ともいえるブロックフローをいただき、製造に必要となるタンクや配管、ポンプのつながりを図示した「フローシート」を作成すること。これは設計におけるバイブルとなる図面です。それと同時に必要機器のリストアップもします。たとえば、中規模程度の施設なら、300~1,000リットル程度のタンクが15基、ポンプが4基、遠心分離機が2基、乾燥機が2基ほど必要です。これに温水や圧縮空気を作る機器などを加え、どの機器を先に設置すべきかを考え、順序よく納入されるように発注します。あとは施工業者と協力して、これらの機器をしっかり据え付けることが私たちの主な仕事の一つです。

また、お客さまのご要望に応じて、既設工場に納入済みの機器の改造や増設を行うこともあります。現在、私が担当しているプロジェクトは、まさにこのケース。狭いところに設置された機器の一部を移動せねばならないケースであり、天井や配管に接触して傷つけないように配慮しなければなりません。とても大変な作業です。そのため、解体手順や搬出経路などを入念に計画し、細心の注意を払いながら作業を進めます。

生産設備 生産設備

ひとつの目標に向かって
周囲を指揮する醍醐味。

生産設備の設計には、ロジカルな思考が求められます。薬の製造フローをしっかり把握し、それに見合ったタンクの容量、薬剤を流す速度、パイプの耐久性などといった必要なスペックを導き出します。ほかにも考えうるすべての要素を数値化しながら、設計内容に根拠を添えます。そうすることで、お客さまはもとより、自分自身も納得の上で仕事を進められます。

施工の段階ではスケジュール管理にも気を配ります。ですが、想定外のトラブルで遅延が生じたら、どこかで工期を短縮せざるを得ません。そこで不可欠なのが、施工業者からの協力です。常日頃より彼らと密にコミュニケーションを取り、相談しやすい関係性を築く努力をしています。彼らとのやりとりを通じて多方面の知識を蓄えることも、仕事をする上で大変有益です。自分にしっかり知識があれば、担当者の判断待ちで作業をストップすることも減り、結果的に作業のペースアップが図れます。

私が千代田テクノエースを選んだ理由は、生産設備の全体を把握し、設計から施工までを一貫して手がけられるところに引かれたためです。ひとつの目標に向かって周囲を指揮していく私たちの仕事は、さながらオーケストラの指揮者のよう。自らの判断で人や物を動かした結果プロジェクトがうまく進むと、大きな達成感を味わえます。

ある一日のスケジュール

8:00
出社~部署ミーティング
現時点でどんな仕事が進行しているのか、みんなで報告し合いながら部署内の状況を把握します。
10:00
書類の確認
メーカーや施工業者から上がってきた書類を確認。必要に応じて各担当者に情報を共有します。
11:30
昼休み
14:00
フローシートの作成
生産設備を設計する上で重要な書類「フローシート」を、CADソフトを使って作成します。
16:00
書類の作成
必要機器の詳しい仕様をまとめた書類を用意します。着々と発注に向けた準備を進めます。
18:00
帰宅
ある一日のスケジュール

責任の大きな仕事を通じて、
大きく成長できる。

自分の判断でプロジェクトを推進することには、大きな責任が伴います。入社6年目にして初めて生産設備の主担当を務めた際、それを痛感しました。まず責任者になると、現場の見え方が変わります。補佐として現場を管理していたとき以上に、「お客さまにとっての使い勝手」にフォーカスする姿勢が強まりました。設計図通りに施工されているかシビアに確認するのは当然としても、機能性には無関係な外観にまでこだわるようになったほどです。やはりお客さまが数十年にわたって付き合う設備ですから、見た目も大切にして気持ちよく使っていただきたい。早い段階で責任の大きな仕事を任されたことで、より真摯にお客さまと向き合えるようになったことは大きな収穫です。

次に担当するプロジェクトでは、現場所長を務めることが決まっています。小規模な現場ではありますが、与えられた仕事を着実に全うしたいです。目の前の仕事をひとつひとつ丁寧にこなし、一歩ずつ前進していくのが私のやり方です。入社10年目までに大きな現場の所長を務めたい。これが現時点での私の目標です。

電気 電気

電気部門

あらゆる設備にとって
生命線ともいえる「電気」を
いかなるときも停めないために。
中村 優平
電気本部 電気部
2015年入社
理工学部 電気電子情報工学科 出身

どんなに優れた設備も、
電気がなければ動かない。

私の所属する電気部は、工場内のあらゆる設備に電気を供給する電気設備の設計・施工を担っています。つまり、大きな機械から小さなコンセントにいたるまで、安定して電力を供給することができるようにすることが求められます。電気部の仕事は、お客さまの要望を聞くことから始まります。初めから電気設備に対して具体的なイメージを持っているお客さまは滅多にいません。そのため、機械に対する電力以外に「この部屋に適切な照明器具は何か」「工場内のセキュリティ機器をどうしたいか」「バックアップ用の電源はどうするか」など、さまざまな事項を踏まえながら対話を重ね、お客さまのニーズを洗い出します。

ここでのニーズを「基本設計」として図面にまとめ、生産設備や建築、建築設備の担当者と議論を重ねながら、詳細な設計図を描くことが次のステップです。こうしたプロセスを経て、工場の生産性を高める最適解を探っていきます。ですが詳細な設計図を用意できたとしても、設計内容を現場にもれなく伝えるのは容易ではありません。そのため、私たちは現場に赴き、当初の意図通りに施工が進んでいるか自ら監理します。こうしてひとつのプロジェクトの最初から最後まで携われることも、ここでの仕事の醍醐味です。

電気 電気

誰かの健康を支えている。
それが私の誇りです。

プロジェクトの最初から最後まで関わるということは、幅広い業務に携わることを意味しています。その上、電気部ではひとりが複数のプロジェクトを兼任することもあるため、ルーティンワークをこなす日は一日たりともありません。ある日は黙々と図面を描いていたかと思えば、翌日は施工監理のために地方の現場へ、その翌日にはまた別のクライアントと打ち合わせをする。そんなバラエティに富んだ毎日です。さまざまなタイプのプロジェクトを同時進行させていくことは、大変ではありますが、その分やりがいのある仕事だといえます。

また、若手であっても、ある程度自分の裁量で仕事を進められることも刺激的です。大規模なプロジェクトに参加すれば「億単位のお金が動く事業の手綱を握っている」という実感も得られるでしょう。プロジェクトチームの仲間や、さまざまな分野の協力会社とともに仕事を進める過程で、新たな知識をインプットできることもこの仕事の良いところです。さらに医薬品というマスプロダクトの生産に携われる責任感。どこの家庭にもある薬箱の中に、自分が携わった工場で生産された薬があって、誰かの健康を支えている。そこに、私は誇りを感じています。

ある一日のスケジュール

8:00
出社~メールチェック
プロジェクトメンバーや協力会社からのメールを確認しながら、一日のスケジュールを整理します。
10:00
書類作成
協力会社やCADオペレーターに依頼する仕事を文書化します。常に早めの連絡を心がけます。
11:30
昼休み
15:00
ミーティング
プロジェクトメンバーに作業の進捗状況を報告。問題があればここでみんなの知恵を借ります。
16:00
図面の作成
突発的な連絡が少ない夕方以降は、自ら描く必要のある図面を集中して仕上げます。
18:00
帰宅
ある一日のスケジュール

圧倒的に恵まれた環境だから、
大きく成長できる。

今、私はいくつかのプロジェクトで電気設備の主担当を務めています。無菌室において厳重な品質管理を行っている医薬品工場では、いかなるときも電気の供給は停められません。そのため電気設備の主担当は、あらゆる事態を想定し万全の策を練ります。まだ経験の浅い私がこのような重責を担えるのは、周囲からのサポートがあってこそ。プロジェクトメンバーに経験豊富な電気部の先輩がいることは、私にとって大きな支えとなっています。常に先手を打ち、細心の注意を払いながら仕事を進める先輩は、まさに私のお手本です。

主担当としてプロジェクトに携わるときには、先輩からのアドバイス「自分なりのストーリーを持ってプロジェクトに臨め」を肝に銘じています。主担当が「自分なりのストーリー」を描いていなければ、お客さまやスタッフとのミーティングを有意義なものにはできません。この言葉は、主担当としてのあるべき姿勢を示してくれました。30歳までには、自分なりの仕事のやり方を確立して、主担当として完全に独り立ちすることが現時点での目標です。日々の実務を通じて着実に力を蓄えていきたいと思います。